新しい技術・新しい柱

新しい技術・新しい柱

私たちはお酒を通じて豊かな食文化の醸成に貢献したいと考えています。そのためには伝統的で高い品質の日本酒を提供する事はもちろん、新しい技術に支えられた新しい日本酒を提案していきます。

環境が変化する中でお客様のニーズは移り変わります。新しい酵母や麹菌の開発、今までにない仕込み方法で造った「とらじの唄」に代表されるような“新日本酒”を提案し続ける企業となります。

日本人の食生活が国際化・多様化して久しくありません。特に健康への関心は高まる一方です。私たちは、総合アルコール企業として清酒以外のアルコール飲料にも力を入れてまいります。

伝統と最新設備の融合

伝統と最新設備の融合

酒造りの伝統の技と心を受け継ぎながら、さらなる安定した品質向上を求めて、國盛蔵では他社に先駆け最新鋭の設備を導入。

昭和59年(1984年)のことです。それまで人の勘や経験にたよりがちだった品温や湿度の調整・管理、多様な作業を最新鋭の設備で実現。そのうえで伝統の技、人の五感が必要とされる工程に集中することで更なる品質向上が可能となりました。以来、緻密なデータ分析、ケーススタディなどを蓄積し、いまや最新の設備と機械を道具として使いこなしています。

伝統と最新設備の融合

高精白の原料米浸漬を大量にしかも瞬時に処理する浸漬タンク、クリーンな環境の中で蓋麹の思想を反映させた製麹機、理想的な温度管理と櫂入れを実現した仕込みタンク、お酒のタイプによって熟成管理をする貯蔵タンク、壜詰め時の品質不安定を防ぐパストライザー等を用い“手造り”の域を超える安定した品質の酒を醸し出しています。

そのひとつの証が全国新酒鑑評会での度重なる金賞受賞です。一般に鑑評会へ出品する酒は“手造り”でなければ、という考えを見事に払拭。まさに國盛は伝統の技と最新設備の融合の賜といえるでしょう。

施設のご紹介

杜氏のわざと最新設備の調和、酒づくりの理想型地をめざします。

杜氏のわざと最新設備の調和、酒づくりの理想型地をめざします。

全自動製麹機

麹づくりは、「一麹 二もと 三仕込み」といわれるほど酒づくりの中でもっとも重要な工程です。この麹造りを、古式蓋麹製法を基本とした薄盛り型の製麹機が行います。

かつては48時間、蔵人が二時間おきに手返し、温度管理していたものを、周囲に温水と冷水を循環させ、麹菌の生育に最適な温度、湿度を完全にコントロールして、最良の麹を製造します。

全自動製麹機

発酵タンク

酒づくりの全行程を通じて重要な要素が温度管理です。

当社のタンクは、魔法瓶のように二重構造になっており、その間を冷水と温水を通すことで、お酒の発酵の最適環境を整えます。さらに特殊攪拌機により、最適のタイミングで、櫂入れ作業を行います。杜氏の技を機械に移し代えた最適な醪管理を実現しました。

発酵タンク

自動しぼり機

1ヶ月かかって発酵が終わったもろみを自動しぼり機でしぼります。

もろみは新酒と酒粕に分かれ、しぼりたての「生の原酒」が誕生します。

自動しぼり機

貯蔵

火入れ(防腐のため過熱)した酒を大・小のタンクに分けてゆっくりと熟成させます。

自動温度制御貯蔵タンクは旨い酒つくりのため熟成状態に合わせ温度調節ができます。

貯蔵

びん詰

65℃ぐらいの熱を加え、品質の完全を期します。

びん詰

〒475-0878 愛知県半田市東本町二丁目24番地 
TEL 0569-23-1231 FAX 0569-23-1124

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。適量飲酒を心がけましょう。